<目数付き>5歳子供にベルンド・ケストラーのいいねっ!ミトンを編みました

オパール毛糸のSweet Dreams(スイートドリームス)で、5歳息子用のいいねミトンを編みました。
一番ベーシックでシンプルな、ねじり増し目で編むタイプのミトンです。

5本針を使って本の通りに編んでいくと、あら不思議!
本当に、糸を一度も切らずとも、かわいいミトンが出来上がります。
まるで魔法のようなデザインです。

小さいキッズサイズなら、本当にさくっと編めてしまいます。
今日は私が編んだ5歳息子用いいねミトンの目数・段数や、いいねミトンを編む時のコツ・注意したい点をまとめます。
私と同じ轍を踏まず、一回で可愛いいいねっ!ミトンが編めますように。

ベルンド・ケストラーさんのミトンとは


画像引用元:amazon

いいねっ!ミトンは、ニット作家のベルンド・ケストラーさんの「ベルンド・ケストラーのミトン 親指から一気に編める」で考案されているミトンのこと。
「親指から」「糸を切らず最後まで1本の糸で」編む、という斬新な編み方のミトンです。

変わったデザインに見えるかもしれませんが、実際に着用している画像を見るととってもかわいい&おしゃれ。そして、見た目とは裏腹にとってもシンプルな編み方で作れるので、2枚目からは本を見ずとも作れてしまいます。

まさに魔法のようなミトン。私はこのシンプルさ、簡単さ、奥深さにすっかりハマってしまいました。

子供用のいいね!ミトンに必要な道具(私のおすすめ)

この3アイテムがあれば編めてしまいます!

並太ソックヤーン


画像:KFS公式HPより引用

私はオパール毛糸の6本撚(ぽっちゃりくん)を使いました。スイートドリームスの「分岐点」という、グリーン&ブルー系のカラーです。
オパール糸の6本撚はサクサクと編みやすく、編み地に適度な張りが出ます。ソックヤーンなので、耐久性も良いです。

短針5本針(14.5cm以上)

もちろん長針でもOKですが、短針の方が圧倒的に編みやすいです。大人用のいいね!ミトンは途中でより長い針に切り替えていく必要がありますが、子供用なら一番短い、くつした用の5本針でぎりぎり編み切れます。ただしかなりギリギリになるので、ゆるめに編む方は目こぼれが気になるかも。これくらい、ぎりぎりまで迫ります。

私は目が編み針から滑り落ちないくらいきっちり編むのでこのまま編んでしまいますが、心配な方は長い針も用意してください。ちなみに、5本針は100均にはありませんので、手芸店か通販で購入してくださいね。(私は100均を何店舗か探すという無駄足を踏みました)

段数マーカー

「あると便利」という位置づけで紹介されることが多い段数マーカーですが、私は限りなく必需品に近いと思っています。ダイソーのものでぜんぜんOKだと思いますので、準備しておくことをおすすめします。意外と、ぴったりくる代用品がないんですよね…
いいねミトンでは段数を数えるというより、基準となる面を覚えておくために使用します。詳しくは後ほど。

私が作った子供用いいねっ!ミトンの目数

※基本の編み方は、著作権侵害になるため紹介を省きます。実際の書籍でご確認くださいmm

ケストラーさんの本にもキッズサイズで作りたい場合の目数が記載されていますが、私の場合はこの目数で、5歳息子の手にちょうどよくなりました。

<親指部分>
作り目:12目
1目ゴム編み:5段
メリヤス編み:5段

<手袋部分>
4辺のうち1辺が27目に増えるまで編み進める

編んでいる途中でサイズ合わせをしたい場合は、

こんな感じで折りたたんだあとに親指を入れて、編み針の1本を手の外側と平行に当ててサイズ感を確かめます。
ぴったり+2段多め、くらいで編むと、着けた時にちょうど良いと私は感じました。

いいねっ!ミトンを編む時のポイントと注意点

実は「これでOK!」と思えるようになるまで3枚ほど編み直しました。私の体験シェアも兼ねて、ポイントと注意点をお伝えします。

5本針が編みやすい

5本針より輪針が好き、という方は多いと思いますが、このミトンに関しては5本針の方が編みやすいと感じました。
正方形を増し目でどんどん大きくしていく編み方なので、増し目をする段と増し目なしの段数さえ覚えていれば、目数を気にせずに無心で編めます。(そしてこれは交互なので、万が一忘れても簡単に確認できます)
編み始めの面がどこかを忘れないように段数マーカーをつけておけば、さらに無心になれます。

輪針だと区切りがないので、「ここで増し目で合ってるかな?」と少し手が止まる時が私の場合はありました。

増し目をした段のあとの「増減なし」の一段を忘れない

こんなミスをするのは私だけかもしれませんが(汗)、増し目をする段と増減なしの段を交互に編むのを忘れずに。
私は最初「増減なし」の一段を見落として、毎段増し目で編んでしまい、やたらと縦長のデザインになってしまいました。ほどくしか策がなくて悲しかったです…

アイスランディック止めは正確に!(特に手首側)

これも私の失敗談なのですが、本を見ながら編んだアイスランディック止めが間違っていて、止めた部分の伸縮性がなくなってしまいました(汗)
手の側面側や指先はまだ良いのですが、手首部分の伸縮性がないと手がとっても入れにくいor入らなくなってしまいます。。。
編み終わってこのミスに気づいた時、思わず泣きそうになりました…orz

このアイスランディック止めは、本より動画の方がわかりやすいかもしれません。ケストラーさんのyoutubeがわかりやすかったので、初めての方は見てから編むことをおすすめします。

ウール100%よりソックヤーンの方が丈夫でチクチクしない

これは完全に好みの問題ですが、最初に編んだウール100%のものはすぐに擦り切れてしまいそう&チクチクして柔らかい子供の肌が痒くなるかも…と感じてしまい、もう片方を編むことなくオパール毛糸で編み直しました。
編んでいる間の糸割れも、オパール毛糸よりも多かったです。甘撚りのウールを選んだから仕方ないのですが、その後編んだオパール毛糸の編みやすさに感動しました。糸割れせず、サクサク編めて気持ちいい!

でも、この↑ウール100%で編んだミトンも可愛かったんですよ〜☆記念に可愛く加工&捨てずに保管してあります!

子供用なら短時間でさくっと編めて楽しい!

子供用のいいねっ!ミトンの目数(私流)と、編む時のポイント&私の失敗談についてお話しました。
「いやいやそんな失敗普通しないから」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが(苦笑)、どなたかの参考になりましたら幸いです。

編んで楽しい、着けて楽しいいいねっ!ミトン。初心者の方も編めると思うので、恐れずチャレンジしてみてくださいね!
私は次は、夫のミトンにチャレンジします!

みなさんが今日も楽しい1日を送れますように。

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