先日、初めて手編みのくつ下を編んだ感想について書きました。
本の編み方通りに進めると、いつの間にかきちんとくつ下が完成します。とっても親切な本です!
ただやっぱり初めてなので、つまづいたポイントがいくつかありました。
この記事では、つま先から編むくつ下を編んで私がつまづいたポイントと、解決方法についてまとめます♪
きっとこれで、初めてでも綺麗に編める…はず!
参考にした本:つま先から編む かんたん、かわいいくつ下
前の記事でも書きましたが、念のためもう一度。こちらの本を参考にしました。
作り目はジュディ式作り目、かかとはガゼットヒールです。
Judy’s Magic Cast-On(ジュディ式作り目)と編み始めに苦戦
かかとでつまずくかな、という想定はしていましたが、思いがけず作り目で苦戦しました。
普段棒針で使うのは「指にかける作り目」か「編み進む作り目」のどちらか。
どちらもしっかりと結びながら作っていく方法ですが、このJudy’s Magic Cast-On(ジュディ式作り目)は編み棒に引っ掛ける・絡ませるというイメージ…と言えばいいのでしょうか。
その点に慣れず、「ん?これでいいのかな?」と何度もやり直してしまいました。
やり直しポイントは以下のとおり。
この2つです。この作り目は編み棒に縛りつけないので、糸をかなり強く引かないとゆるゆるになってしまう…ということはわかるのですが、いくら引いてもゆるゆるを通り越して穴になってしまいました(汗)
試行錯誤した結果、以下で解決。
編み始め1段目の穴対策(1):最初のねじりを増やす
本の中では、最初の作り目は糸をねじって(交差させて)作りますが、さらにもう半ひねり加えます。
こうすることで、編み棒を差し入れてもゆるくならず、穴も大きくならないことに気づきました。
ちなみにひねりは反時計回りに。時計回りだと、次の目を作るときにほどけてしまいます。
編み上がりに特段影響もないので、おすすめです。
編み始め1段目の穴対策(2):糸端側の糸を編み棒にしっかり沿わせてから編む
これは、以下のyoutubeでコツとして紹介されていました。感謝!
最初の3目くらいまでしっかり沿わせておけば、あとは離しても大丈夫です。それまではもう、「これでもかっ」というくらい、ぎゅーっとぎゅーーーーっと沿わせながら編みましょう。
かかとは別糸(単色)でやるとわかりやすそう
私は糸を切るのが面倒だったので、かかと部分も糸を替えずに編み進めてしまったのですが、初めてだからこそ替えれば良かったかな〜と感じました。
というのも、編み方が少し複雑で、どういう構造でかかとが出来上がっていくかがイメージしにくいんです。同じ糸だと、どの部分から引き返してるのかがパッと分からなくて…
いずれ応用して(例えばキッズサイズにしてみたい、とか)編みたい時のために、構造が自分で理解出来ていることは大切。次は別糸に切り替えて、構造を確認しながら編みたいなと思いました。
段数はきちんと数えておく
これは私だけかもしれませんが、「あとで適当に合わせればいいでしょ!」って感じで、段数きちんと数えずにアバウトに編んでしまいました。
でも、いざ片方編み上がると愛着が湧いて、左右ぴったり揃えたい!ってなるんですよね。(いや普通、愛着湧かなくても揃ってたいわ、というツッコミはなしで。)
本の通りに編むと大きい、というamazonのレビューを読んで段数を減らしていたので、もう片方を編む前にもう一度数え直しです。初めから数えておけば良かった。
増し目のある段の端が美しくない
つま先は増し目をしながら編んでいくのですが、普通に編むと端の編み目が緩くなって、穴っぽくなってしまいます。
なるべく綺麗に編むには、針を切り替えた後の最初の一目をきつーーーーく編むこと。
針を切り替えた直後。針と針の間の糸が伸びてしまってます。この部分をそのままにして編むと、端の目が緩んで美しくありません。(これはかかと部分の写真ではないですが、考え方は同じです!)
糸玉側の糸をぎゅーーーーっと引っ張って、針と針を密着させて…
そのまま針を入れて、糸を引いたまま出来るだけきつく編みます。きつすぎるくらいでOK!針を替えるときにコードから針に戻すのが少し大変になりますが、綺麗な編み目になります。
少しのコツで編み上がりに差が。参考にしていただけると嬉しいです!
私が初めてつま先から編むくつ下を編んでみて感じたつまずきポイントと、その解決策について書きました。これから編む方が、初めてでも綺麗に編めるお手伝いになりましたら幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!今日もみなさまにとって、穏やかで楽しい一日になりますように。
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